中尊寺の境内の造りは、総門をくぐった広い境内のそこかしこに五重塔や講堂が配置され、正面に立派な金堂が建つ、という一般的な寺院とは大きく異なっています。入口から緩やかな上りの参道(月見坂)が林の中を貫き、100m程度の間隔で傍らに「弁慶堂」等の小さなお堂が建っています。途中の右側に所謂「本堂」の境内がありますが、それほどの広さはなく、その更に先に、視界が開けた広々した敷地があり、その傍らに「金色堂」等が建っています。

紅葉は、月見坂に沿って植えられているので、両脇に建つお堂を入れて撮影します。


弁慶堂
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金堂を過ぎた付近
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「金色堂」は8:30の開館まで、導入路の手前に柵が張られて立ち入れませんので、開館前ならゆっくり撮影できます。紅葉は写真の右手前の赤葉が数本ですが。
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金色堂の向かい 阿弥陀堂付近
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「経堂」: 中尊寺の紅葉で一番有名な構図です。ここは「金色堂」拝観のあとに見学する有料区域ですが、数人の観光客が、裏の「旧覆堂」の方から「経堂」の前まで入りこんでいました。特に注意されていなかったようです。まあ。金色堂には入れませんからね。
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※一本道なので、人が出始めると参道に人が集中して撮影に往生しますから、朝、早めに終えた方が無難です。但し、山内は木々が鬱蒼としているので早朝はまだ暗く、感度を上げてもレンズの明るさによっては三脚を使った方がいいかもしれません。掲載写真は11/10頃、くもりの日曜日、朝6:00過ぎに参道の麓から出発して「金色堂」に7:30頃到着、撮影終了が8:00時過ぎでした。広さからいって1時間コースのハズでしたが、三脚を使用したのでやはり倍かかりましたね。この時間帯な人もまばらで撮影に支障はありません。

中尊寺HP
境内図
【連携HP】WEB写真集「Japan007 日本の絶景と美景」ページ