葵祭は曜日に拘わらず毎年5/15に実施されますが、葵祭は雨にたたられるジンクスがあり、翌日に順延されたり、途中で打ち切られたりすることがしばしばだそうです。
行列のどこで撮影しても構いませんが、葵祭らしい場所は大きく二カ所あります。なお、行列の全線通過に40分くらいかかります。
1.京都御所内(午前10:30-11:30頃)
「健礼門」から「丸太町通り」に向かって真っすぐ南下する行列は、「堺町休憩所」付近で大きく「堺町御門」に向って左折します。この「堺町休憩所」付近が、健礼門と向かってくる行列を正面から見据えるべストポジションです。報道関係もここに陣どっています。
私は8:00(平日)に現地到着しましたが、既に20人くらいの人が場所取りしていて、門の真正面は先約あり、5mくらい右に寄った最前列を確保しました。無料区域ですから椅子などはありませんが、ロープが張られているので、空いていれば場所取りはし易いです。
因みに有料観覧席は行列の両側に設置されているので、斜めからとらえることになり、撮影には向きません。
2.賀茂川堤(上賀茂神社到着前=午後3:00-4:00頃)
御所と打って変わって、緑の木立を行列が進みます。場所は「北大路橋」と「御園橋」の間で距離が長いので、背景の木の形のいいところを探して場所取りしてください。写真からは想像しにくいですが、普段は片側1車線で結構車の往来が激しい通りです。
私は念のため1:00に到着しましたが、殆ど人は集まっていませんでした。まあ2:00頃に行っても楽勝です。ここは完全な無料区域で、且つロープも張られません。行列が通過するとき、皆写真を撮るために前に出ようとするので非常に撮影しづらいですが、脚立があれば問題解消ですね。
*糺の森(下鴨神社=午前11:30-12:30頃)について
有料観覧席がありますが撮影目的ならお薦めしません。
理由1:時間的に御所での行列観覧を途中で切り上げなくてはいけません
理由2:有料席はすべて指定席なので、場所によっては撮影の障害物があります。また、3列仕立てで真ん中の列だと前列がじゃま、後列のように立つこともできません。
理由3:無料区域は有料席の後ろの木立の更に外側なので、撮影には不向き、というより不可能です。
緑の木立の行列撮影なら、図柄的にも変わらない賀茂川堤の方が時間的にも場所的にも融通が効きます。
朝はなるべく早めに御所で場所取りをして、終わったら昼はゆっくりして2:00頃賀茂川堤に移動する、というのがモデルプランです。
葵祭りHP
巡行図
京都御苑地図